「流」

小﨑雄太 若井拓真 松田沙里奈

あの頃見ていたセカイへ。流れる時間の音に耳をすませて。ゆっくりと、おちてゆく。

制作メンバーへのインタビュー

 

◉メンバーが普段から作っている作品は?

 

小崎 普段は実写映像だったりモーショングラフィックスを使ってあれこれしてます。

 

――あれこれというのは?

 

小崎 単体で使うこともありますが合わせたりして映像を作ってます。インスタレーションとかはあまり作らないです。

 

若井 僕も基本的には小崎さんと似てるんですけど、音楽に合わせて素材を作ったりとかアフターエフェクトで映像を作ったりしてます。

 

松田 私は基本何でもするんですけど、実写とかインスタレーションとかアニメーションも。あと写真とかなんでも

 

――普段写真を使った作品をよく見るのですがどんな写真が多いですか?

 

松田 風景写真が多いですね、透明感のある写真が好きでそれに似た写真を撮ってます。

 

 

 

◉なぜ今回この3人で作品を作ろうと思ったんですか?

 

若井 もともと僕から二人に声かけしたはず。で、僕が編集に最近すごくはまっていてカメラが上手い人の映像を編集できたらいいなぁと思っていて、二人とも写真も映像もすごく綺麗なものを撮るから一緒にやりたいと思いました。

 

――松田さんは普段から写真をよく撮ってるし小崎君はバイトでブライダルのカメラやってますもんね(笑)

 

小崎 ブライダル以外でも撮ってるよ

 

 

 

◉テーマの揺れる響くについてどう思いますか?

 

若井 響くと揺れるって心に響くとか心が揺れるってなったら別だけど音とかの波の話になると波が激しければ響くっていうし緩やかなら揺れるっていうし別のものじゃなくて本来続いてるものだと思ってます。

例えば液体なら水っていうけど個体なら氷っていうみたいな。物自体は一緒だけど状態が違うから呼び方が違う、みたいな。

 

松田 私は揺れるも響くも流れがあるから生まれるものだと思ってて、それ自体にも始まりと終わりがあるように映像も作っていけたらなぁって思っています。

 

小崎 二人と似たような感じなんですけど僕個人の印象としては森の中みたいな印象を受けてます。

 

――新鮮ですね、おそらくですが多くの人はどちらかと言えば海っぽい印象を抱く人が多いと思います。地震とか波とかがありますし

 

小崎 揺れてるものって木霊的なもののイメージがあって

 

――なるほど、小崎君はタイトル案を考えてる時に木霊っていう意見を出してましたね

 

 

 

◉作品の概要を教えてください

 

若井 実写映像で上映タイプの作品なんですけど、揺れる響くは全体のテーマなんですけど素材を撮るにあたっての班のテーマを決めていて、「ノスタルジー」っていうのをテーマに追加して撮っていたんですけど。

子供の時って世の中のこと良くも悪くも知らなくて、物理的にも目線が低いし今見る世界と違ってキラキラしてたりだとかすごい輝かしいものだったはずで、周りは変わってないけど自分たちが大人になるにつれて見え方が変わってくる、っていうのを昔のビジョンにちょっとずつ引き込んでいくような作品にしたい。

昔はこうだったよねっていうぶつけ方じゃなくてじわじわと思い出させるような。

 

――じゃあすごく感覚的というか、共感させるような作品にしたい?

 

松田 そうですね、そうなってくれたらいいかなと

 

 

◉どのようにしてテーマとの関連性をもたせたのですか?

 

若井 さっき言ったように揺れると響くが続いてるっていうのもあるんですけど作品の雰囲気として今見てる世界はざわざわしてて人混みがあったり、車がいっぱい走ってたりうるさくてごちゃごちゃした感じの映像からどんどんノスタルジーなふわふわした感じの映像で揺れが徐々に小さくなっていうイメージで無まで行って欲しい

 

――今の自分から小さくなっていくまでが響きでだんだん揺れてって最後無になるっていうこと?

 

若井 そう感じてくれたらいいなぁって思いながら編集してます。

 

――たとえばなんですけどどんな映像の素材を撮っているのですか?

小崎 オール風景映像だよね

 

松田 風景映像で都会的なパキッてした映像からさっき小崎君が行ってたように森の中とか。そういう田舎の風景だとかちょっと懐かしいと思える風景映像で編集してもらってます。

 

 

◉制作途中の意気込み、制作してみて

 

小崎 いろんな季節の素材を撮りたいけど今撮れるのって今の季節の素材しかないから普段からもっと撮っておけばなぁって思ってます。

 

――後悔(笑)

 

若井 四季の様子を入れたいってなったけど秋以外の素材がまあ少ない

 

松田 うんうん

 

――でもノスタルジーって言われて思い浮かぶのって秋から冬ですよね

 

若井 でも意外と蝉の音とかねぇ…

 

――なるほど(笑)

 

松田 私は案外スムーズに行ってるかなとは思うなぁ

 

小崎 思ったより形になって行ってる

 

松田 まあそんなに揉めたりもなく、一応(笑)割とやりやすいメンバーかな。っていう感じです。

 

 

 

ーなるほど。じゃあこれで終わりになります。

ありがとうございました。

 

 

京都精華大学芸術学部 映像コース

Kyoto Seika University Video & Media Arts